水族館やダイビングで人気の生物『チンアナゴ』。砂に体を入れたまま流れるプランクトンを捕食する独特な生活様式は、流れ×行動研究の格好の対象である。そこで、回流水槽を使った実験でチンアナゴの流速の変化への適応を調べている。
海にすむ魚類は日々、様々な『乱流』に晒されている。魚たちがこの複雑な流れにどのように応答して餌をとり続けているのか、といった基本的な疑問に答えるため、フィールドでの流況調査と実験室での行動実験を実施している。
分野横断的研究を実施するために、流体そのものや生物行動の計測・解析など様々な技量が必要である。ここでは研究に使用している測定技術や解析方法などを紹介している。
Biomechanics, Locomotion, Feeding behavior, Flow, Turbulence, Fluid dynamics, Fish.